同棲生活・暮らし

不動産屋をはしごする意味はほとんどない?同棲の部屋探しに潜む落とし穴とは?

「そろそろ一緒に暮らそうか」。
同棲を決めたとき、最初の大きなステップが「部屋探し」ですよね。

ネットで物件を探して、不動産屋に行って、でも思ったような部屋が見つからない…。そんなとき、ふと考えるのが「他の不動産屋にも行ってみようかな?」という選択。いわゆる「不動産屋のはしご」です。

ですが…そのはしご、本当に意味があるのでしょうか?

結論から言うと、多くの場合、不動産屋を何軒もまわるのは時間と労力の無駄になることがほとんどです。今回は、「不動産屋をはしごすることの実情」について、分かりやすく解説します。

不動産屋をはしごする人の心境とは?

はしごする人が抱えている想いや期待は、実はとてもシンプルです。以下の3つの理由に分けて、その心境を見てみましょう。

①いい物件を紹介してほしいから

「1LDKで築浅、駅チカで家賃は二人で折半できる範囲」

そんな理想の条件に合う部屋を探すために、複数の不動産屋をまわる――その気持ち、よく分かります。

でも実は、不動産会社はどこも基本的に同じ物件情報(レインズ)を見ているのが現実です。
ネットで掲載されている物件や、店舗で紹介される物件に“違いがあるように見える”のは、掲載タイミングや営業担当者の提案力の差に過ぎません。

つまり、不動産屋を変えたからといって、新しい物件が見つかるわけではないことが多いのです。

②少しでも安く契約したいから

「同じ物件でも不動産屋によって費用が違うらしい」という話、聞いたことがある人もいるかもしれません。

確かに、仲介手数料や初期費用に多少の差がある場合もあります。しかし、最近では手数料が明確に規定されており、どの不動産会社も上限は法律で決まっています。敷金・礼金・家賃も物件オーナーが設定するもので、不動産会社が勝手に割引することは基本的にできません。

もちろん、特例として「仲介手数料無料」とうたっている会社もありますが、その分、別の費用(鍵交換代・消毒代など)でカバーしているケースが多いので、実際の総額では大きく変わらないことがほとんど。

安さを求めて何社もまわるより、信頼できる会社で一括見積もりしてもらうほうが確実でストレスも少ないのです。

③相性の良い担当者に会いたいから

「最初の担当者がちょっと苦手だったから、別の不動産屋に行ってみようかな」と感じることもありますよね。

でも実は、「会社を変える=担当者の質が上がる」とは限りません。むしろ、不動産会社を変えても似たような対応だったり、さらに雑な営業をされることもあるのが現実です。

どうしても担当者に違和感がある場合は、同じ会社内で別のスタッフをお願いするほうがスムーズですし、会社としての顧客情報も引き継がれているため、物件紹介もスピーディーです。

不動産屋を何軒もまわるデメリットとは?

不動産屋をはしごすることで得られるものは実は少なく、その分失うものの方が多いことを忘れてはいけません。

時間と労力がかかる

1軒の不動産屋に行くだけでも、物件探し・内見・説明などで1〜2時間はかかります。
それを何社も…となると、せっかくの休日が部屋探しだけで終わってしまうことも。

情報がバラけて混乱する

複数の不動産屋で異なる説明を受けると、「あれ?こっちは礼金なしって言ってたけど…」と混乱することも。
契約内容や費用の説明がブレると、後でどれが本当か分からなくなり、最終的に不信感に繋がります。

同じ物件を何度も紹介される

結局のところ、どの不動産屋でも扱っている物件はほぼ同じ。別の店舗に行ったのに「さっきの会社で見た物件がまた出てきた…」ということもザラです。

本当に意味のある部屋探しとは?

では、どうすれば効率的かつ納得のいく部屋探しができるのでしょうか?

● 「店舗を変える」より「担当者としっかり向き合う」

最初に訪れた不動産屋で、希望条件をしっかり伝えましょう。「同棲で探していること」「二人とも仕事をしていること」「譲れない条件・妥協できる条件」など、リアルな情報を出せば、より的確な提案が受けられます。

そして、「この人ちょっと合わないかも…」と思ったときは、遠慮せずに担当者の変更を申し出ましょう。これは決して失礼なことではなく、よくあることなので心配無用です。

● ネットと店舗の連携を上手く使う

今は、SUUMOやHOME'Sで気になる物件を見つけたら、その取り扱い会社に直接問い合わせできます。
あらかじめネットで2〜3件に絞ってから来店予約をするだけで、無駄な“はしご”を避けられます。

まとめ はしごするよりも、信頼できる一社を選ぶ方が賢い

不動産屋を何軒もはしごしても、結果的に得られる情報や物件に大差はありません。それよりも、最初に訪れた1〜2社の中で、「ここだ」と思える信頼できる担当者に出会う方が、よっぽど効率的で確実です。

同棲という新しいスタートラインに立つ今こそ、「無駄な労力をかけずに、大切な時間を未来の準備に使う」ことをおすすめします。

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